PCにログオンすると自動起動するソフトを会社とそれ以外で別にする方法

はじめ

PCへログオンして最初に起動するソフトは、何時でも何処でも常に同じという人は、起動したいソフトのショートカットをスタートアップへ登録するだけで特に問題ありません。

しかし場所により起動するソフトが違う人はどうしているのでしょうか?もしかして自動起動したソフトを終了してから目的のソフトを起動していますか?

この記事では、会社とそれ以外の場所で起動するソフトを自動で切り替える方法について説明します。

会社とそれ以外の場所でPCのIPアドレスが違う人、つまり会社のLANを使用するかしないかにより自動で切り替える方法です。

会社のLANを使用するかしないかにより自動で切り替える方法

この記事は、Windowsのbatファイルの中で起動するソフトを切り替える方法についての説明です。このbatファイルをスタートアップへ起動することによりWindowsへログオンすると自動で起動されます。

会社でのPCのIPアドレス

企業内で使用されるプライベートIPアドレスが設定されていますのでそれを確認します。

  1. コマンドプロンプトを起動します。
    「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」
  2. IPアドレスを確認するコマンドを入力します。
    ipconfig | findstr /n /r “.”
  3. IPv4アドレスの行番号とIPアドレスを書き留めます。

batファイルの作成

メモ帳を起動してコマンドスクリプトを入力します。
「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「メモ帳」

  • PCに設定されているIPアドレスを取り出します。

for文の説明

/fは、ファイルの中身(この場合は括弧内のコマンド出力)を指定しています。
(ipconfig ^| findstr /n /r "." ^| findstr /r "^13:")で、行番号13を変数に取り出しています。
“usebackq tokens=1,2* delims=^:”で変数への取り出し方を次のように指定します。
行番号13を”:”で区切った先頭の部分を変数iへ2番目を変数jへ3番目以降を変数kへ取り出します。
DO @set IP=%%kで変数kに取り出したIPアドレスを環境変数のIPへ設定します。

  • 会社のIPアドレスかどうか判定します。

call文の説明

call :IPADD %IP%は、ラベル:IPADDをサブルーチンのように引数に環境変数IPを指定して呼び出しています。
:IPADDは、引数で指定された環境変数IPの前後スペースを削除して環境変数IPに再設定しています。
echo %IP% | findstr /B 123.321. > nulは、環境変数IPに123.321.で始まるアドレスが設定されているかどうか調べています。
if %ERRORLEVEL% neq 0 goto START_PRIVATEは、環境変数IPに123.321.で始まるアドレスが設定されていない場合は、会社以外のラベルへジャンプします。

  • 会社のIPアドレスであれば、それ用のソフトを起動します。
startの後に起動したいソフトのフルパスを指定します。
ソフトのフルパス指定の直前にある””は、バックグラウンド指定でソフトを起動することを意味します。
ここで起動したいソフトを同様に全て入力します。

  • プライベートアドレスであれば、それ用のソフトを起動します。

ダウンロード

IPTEST.txt

ダウンロード後、上記を参考に修正したら拡張子をbatへ変更してください。
batへ変更したファイルを次の手順で移動します。

  1. Windowsキー+Rキーを入力します。
  2. 「ファイル名を指定して実行」ウィンドウへ以下を入力します。
    shell:startup
  3. Explorerに表示されたスタートアップフォルダへbatファイルを移動します。

まとめ

PCへログオンした際に起動するソフトが会社とそれ以外で切り替えたい人に有効な方法を説明しました。PCのIPアドレスが会社のLANに接続されているかどうかで場所を判定します。

この記事でわかり難い箇所等がありましたら何なりとご質問ください。またご要望にもお応えできるよう尽力いたします。

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