IEからExcelへのコピペ業務は、マクロを使用することで効率化と時短が可能に

この記事は、Web情報をExcelへコピペ収集する、それも業務でひたすらコピペを繰り返さなければならない人へ向けて書きました。

これを行う場合、PCのモニター上でIEとExcelを左右に表示してから次の操作を繰り返していませんか?

  1. Web記事の収集対象部をドラッグしてコピー(Ctl+Cキー)

  2. Excelのウィンドウへ表示切替(Alt+Tabキー)

  3. Excelのセルを選択してペースト(Ctl+Vキー)

  4. Webブラウザのウィンドウへ表示切替(Alt+Tabキー)

マクロを使用すると次の操作で可能になります。

  1. Web記事の収集対象部をドラッグ

  2. Excelのウィンドウへ表示切替(Alt+Tabキー)

  3. Excelのマクロを起動(Ctl+Nキー)

  4. Webブラウザのウィンドウへ表示切替(Alt+Tabキー)

文章にするとあまり変化が感じられませんが、コピー操作Excelのセルを選択する操作は不要となります

具体例での説明

コピーするものは文字列、数字、日付、URL等いろいろあり、Excelへペーストする度に文字列の整形やセルの書式見直しを行わなければならないことがあります。

例えば以下のような情報を収集する操作で説明します。

収集年月日へ本日の日付をキーボードから入力しますが、マクロを使用すればCtl+Nキーで済みます。

番号、掲載年月日、一般名、販売名、製造販売業者については、IEで表示した回収一覧からCtl+Cキーと画面切替そしてCtl+Vキーを使用してコピペしますが、マクロを使用すればそれぞれ画面切替とCtl+Nキーで済みます。

問題の概要、台数、URLについては、IEで医療機器改修の概要詳細画面を表示し必要箇所をCtl+Cキーと画面切替そしてCtl+Vキーを使用してコピペします。必要があればコピペした内容の改行を削除したりコピペを使用せずキーボードから入力を行います。マクロを使用すればそれぞれ画面切替とCtl+Nキーで済みます。改行の削除はマクロ中で行います。

マクロの仕様

  • アクティブセルが、A2~I2にある場合だけ動作します。

  • コピペする前にアクティブセルの真下のセルの書式をコピペします。

  • IEのアクティブなタブ内で選択されている文字をコピペします。コピペする際に改行文字を削除します。

  • コピペができたら直ぐ横のセルをアクティブにします。

  • 収集年月日(A2セル)とURL(I2セル)は、IEで文字が選択されている必要はありません。

ダウンロード

情報収集.xlsm

この後に紹介する記事は、わずかマウス1クリックでIEからExcelへのコピペが完了するコピペ業務の効率化と時短の最終ゴールです。是非そちらも一読してください。

VBAマクロの説明

Ctl+Nキーで起動されるマクロ本体:captureFromIE

2行目が空欄でA2~I2へコピペする前提条件で説明します。

アクティブセルがA2~I2の範囲に存在しない場合は、終了します。

アクティブセルの直ぐ下のセルの書式をコピーします。(列毎に左そろえ、中央そろえの書式が違っています)

アクティブセルがA2の場合は、その日の日付を設定します。

アクティブセルがB2~H2の場合は、IEのアクティブタブのドラッグした部分の文字列をコピペします。

アクティブセルがI2の場合は、IEのアクティブタブで表示しているURLをコピペします。

アクティブセルに文字が設定されたら右隣のセルをアクティブにします。

マクロ本体から呼ばれる関数:getTextFromIE

リターン値:IEのアクティブタブ内のドラッグされた文字列

まずIEが起動されているかどうかを判定します。

IEのアクティブタブのドラッグされている文字列をクリップボードへコピーします。

クリップボードから取り出した文字列から改行文字を削除した文字列をリターン値とします。

マクロ本体から呼ばれる関数:getUrlFromIE

リターン値:IEのアクティブタブに表示されるURL

まずIEが起動されているかどうかを判定します。

IEのアクティブタブに表示されるURLをリターン値とします。

マクロ関数から呼ばれる共通関数:getIEObject

リターン値:IEのオブジェクト

IEのアクティブタブを見つけるまで起動中のアプリケーションのウィンドウ名をひとつずつ調べます。

IEのアクティブタブを見つけたらそのオブジェクトをリターン値とします。

Ctl+Qキーで起動されるマクロ本体(おまけ):addRow

2行目に1行挿入します。

3行目の書式を挿入した2行目にコピーします。

A2へ本日の日付を設定します。

アクティブセルをB2にします。

まとめ

IEでドラッグした箇所をExcelのアクティブセルへコピペするマクロを紹介しました。

マクロをCtl+Nキーで起動するように設定しましたので次の操作でコピペを行います。

  1. IEでコピペ箇所をドラッグします。
  2. Ctl+TabでExcelウィンドウへ切り替えます。
  3. Ctl+Nキーでコピペします。
  4. Ctl+TabでIEウィンドウへ切り替えます。

この後の記事では、上記操作をマウス1クリックで行える究極のコピペ方法を紹介します。

この記事でわかり難い箇所等がありましたら何なりとご質問ください。またご要望にもお応えできるよう尽力いたします。

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