別記事(その1)では、スマホをオーディオブックとして利用するための環境を構築しました。
またこの環境は、途中で中断した箇所から再開できるようにしかも中断した端末だけでなく別のスマホやタブレットからでも中断箇所から再開できるのです。
ここからは、Moon+ Reader Proの具体的な使用手順を説明します。
目次
電子書籍の入手
電子書籍について
Amazonや楽天の電子書籍の形式には、基本的にDRM(デジタル著作権管理)プロテクトが付いています。
DRMが付いていると本を加工することも指定されたリーダー以外で読むこともできません。
DRMが付いている電子書籍は、購入すると言うよりは利用できる権利を得ると言う意味に近いのです。
もし購入したショップがサービスを終了してしまった場合、利用できなくなるというリスクがあります。
また文章を引用したい場合に、簡単にはコピペすることができないと言った欠点があります。
DRMが付いていない電子書籍であれば、通常の本と同様に購入して所有することができます。
この場合は、購入したショップがどうなろうと関係なく、いつまでも利用することができます。
また本の加工や文章を引用したい場合にも自由にそれを行うことが可能です。
構築した環境では、DRMが付いていない電子書籍の形式(EPUBやPDF)を選ぶ必要があります。
電子書籍のショップについては、以下が参考になります。
DRMフリー等の情報があります。
電子書籍情報まとめノート – Biglobe
ちなみに青空文庫は、DRMが付いていないで電子書籍の形式(XHTMLやTXT)ですので構築した環境で使用することができます。
電子書籍ではない、PDF資料やWeb記事について
PDFであれば、電子書籍と同様に取り扱うことができますが、注意として画像など文字情報の含まれていないものはハイライト表示や読み上げ機能を使用することができません。
(例:見た目は、文章が表示されていても画像の場合があります)
Web記事をPDFに変換したものについては、読み上げ機能に問題がありますので別の方法を記事(その3)で説明します。
電子書籍の表示
電子書籍の保存場所
保存する場所はどこでも問題ありませんがDropboxなどオンラインストレージへ保存したまま使用する場合は、「私の本棚」へ表示することができません。
「私の本棚」への表示方法は、別の記事(その3)で説明します。
電子書籍の読み込み
- Moon+ Reader Proを起動します。
- 左上のメニューから「私のファイル」を選択します。
- 画面の上部から電子書籍の保存場所のフォルダへ変更し電子書籍を選択します。
注意:Dropboxなどオンラインストレージを表示する場合は、ローカルファイル⇒[Dropbox]を選択し表示を切り替えます。
電子書籍の保存場所のフォルダへ変更し電子書籍を選択します。
電子書籍のリスニング
- 画面をスワイプまたはタップ(画面左、画面右)し読み上げを開始するページを表示します。
- 画面中央をタップすると画面下にリーダーバーが表示されます。
リーダーバーの読み上げアイコンを選択します。
- 表示された読み上げオプションの「読み上げを開始する」を選択します。
- 読み上げが開始され画面下に再生バーが表示されます。
「ジェスチャーによる制御を試す」画面が表示されたら「次回から確認しない。」にチェックして画面を閉じます。
- 画面をタップするたびに読み上げ停止・再開が切り替わります。
再生バーの停止ボタンを選択すると読み上げが終了します。
ここまでが電子書籍を入手してオーディオブックとして利用する具体的な説明です。
別の記事では、便利なカスタマイズ方法を紹介します。
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